「ゆっくりでも確実に育つ」我が子のペースを信じて

我が家の長男は約3,000gと標準的な体重で生まれましたが、生後の成長はとてもゆっくりでした。

健診ではいつも成長曲線の下限すれすれ。2週間健診では母乳外来を勧められ、1ヶ月健診では「ミルクを足したほうがいいかも」と助言されることも。

授乳後はよく眠り、毎回きちんと排便もしていたため、私は「この子は体質的に小柄なタイプなんだ」と思うようにしていました。

とはいえ、初めての育児だったこともあり、保健師さんや病院で何か言われるたびに不安になり、ネットで検索しては「本当に大丈夫なのか」と気持ちが揺れていました。

生後2ヶ月を過ぎてもオムツのサイズは新生児用のまま。細身の体型が続く中、予防接種で通った小児科の先生が「この子は健康だし、動きも活発だから問題ない。早く歩くようになるかもしれませんね。これは“個性”ですよ」と声をかけてくれたとき、張り詰めていた心が一気に軽くなりました。

その言葉をきっかけに、「体重ばかり気にするのはやめよう」と思えるように。息子の“その子なりの成長”を楽しめるようになりました。

実際、3ヶ月で首がすわるとすぐに寝返り、ズリバイ、ハイハイと一気に動きが活発に。同月齢の子よりも早く伝い歩きまでできるようになり、「身軽な子だね」と周囲に驚かれるほどでした。

1歳になるころには手をつないで散歩もできるようになり、のんびりとした歩みの中で親子の時間を満喫できるようになりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です