外から帰ってきた後の手洗いがなかなか定着せず、洗面所へ連れて行くだけで泣いて嫌がる息子に毎日頭を抱えていました。「手洗いはバイキンを落とすため」と言葉で説明しても、3歳の息子にはまったく響きませんでした。
そこで児童発達支援で学んだABA(応用行動分析)の手法を取り入れ、「身体的プロンプト(手助け)」から始めることにしました。最初は私の手を息子の手に添えて一緒に蛇口をひねり、石鹸を泡立てる一連の動作をサポート。上手に泡立てられた瞬間に「手がピカピカで気持ちいいね!」と笑顔で褒めました。
日が経つにつれて徐々に手の添え方を弱め、指差しだけの合図(フェイディング)へと移行していきました。今では帰宅すると自分から踏み台に登り、得意げに手を洗っています。できないことを叱るのではなく、できるまで手助けして成功体験を積ませるABAの有効性を実感しています。