「未分類」カテゴリーアーカイブ

ABA(応用行動分析)の「プロンプト」で身についた、手洗い習慣

外から帰ってきた後の手洗いがなかなか定着せず、洗面所へ連れて行くだけで泣いて嫌がる息子に毎日頭を抱えていました。「手洗いはバイキンを落とすため」と言葉で説明しても、3歳の息子にはまったく響きませんでした。

そこで児童発達支援で学んだABA(応用行動分析)の手法を取り入れ、「身体的プロンプト(手助け)」から始めることにしました。最初は私の手を息子の手に添えて一緒に蛇口をひねり、石鹸を泡立てる一連の動作をサポート。上手に泡立てられた瞬間に「手がピカピカで気持ちいいね!」と笑顔で褒めました。

日が経つにつれて徐々に手の添え方を弱め、指差しだけの合図(フェイディング)へと移行していきました。今では帰宅すると自分から踏み台に登り、得意げに手を洗っています。できないことを叱るのではなく、できるまで手助けして成功体験を積ませるABAの有効性を実感しています。

三郷市の児童発達支援

雨上がりの水たまりと、初めて自分で履いた長靴

雨の日のお出かけは、いつも親にとって時間との戦いでした。早く出発したい私と、玄関で座り込んで靴を放り出す2歳の息子。出かける前から親子で疲れ果ててしまうのが日常茶飯事でした。

ある日、雨上がりの公園へ行こうと大好きな黄色い長靴を玄関に並べてみました。「水たまりをパシャパシャしに行こうか」と声をかけると、息子の目が輝きました。いつもなら手伝いを求めてぐずる息子が、壁に手をつき、自分の力で小さな足をぎゅっと長靴にねじ込みました。

左右が逆になっていましたが、自分の足で立ち上がり「できた!」と誇らしげに笑った顔を見て、思わず胸が熱くなりました。焦らず本人の「やりたい」気持ちを引き出すことの大切さを、水たまりの波紋と一緒に実感した出来事です。

スプーンを投げたあの日と、初めての「おいしい」

離乳食完了期に入り、手づかみ食べからスプーン食べへの移行にひどく苦戦していました。スプーンを持たせても床に投げ落としたり、お皿の食べ物をぐちゃぐちゃにかき混ぜるばかり。栄養面への不安と片付けの負担で、毎日の食事時間が重苦しいものになっていました。

「今は遊び食べの時期」と頭では理解しつつも焦っていたある日、息子の好きなキャラクターの小さなスプーンを新しく用意してみました。柔らかく煮たニンジンをすくって見せると、息子は興味深そうにスプーンを握りました。

お口へ運ぶ途中で半分ほどこぼれましたが、一口分が口に入ると、息子は目を丸くして「おいし!」と笑いました。汚れることを怖がらず、本人のペースに寄り添って見守ることが一番の近道なのだと気付かされました。